接戦続く五輪代表争い 大山、美香後退で渡邉との差縮まる
更新日:2016/06/21 13:04
掲載日:2016/06/21 12:23
最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)が現地時間20日に発表。残り3週間となったリオデジャネイロ五輪代表争いは、日本勢2番手の座を巡る大山志保、宮里美香、渡邉彩香による接戦が続く。なお、リオ五輪出場者は7月11日時点の同ランクを基に決定され、日本代表は2名が出場見込み。
米女子ツアーのマイヤーLPGAクラシックで9位タイに入った野村敏京は日本勢トップの同ランク22位で変わらず、同選手の出場権獲得が確実視される中、現在出場圏内の大山が43位、続く美香が44位にともに2ランクダウン。45位を維持した渡邉とのポイント差はさらに縮まった。国内ツアーのニチレイレディスで3位タイに入った渡邉が両選手との差を詰めた格好だ。
最も代表争いの激しい韓国勢は、マイヤーLPGAクラシックで今季2勝目を挙げたキム・セイヨンは同ランク5位のままとなり、同2位インビー・パーク、6位チョン・インジ、8位エイミー・ヤンとともに五輪出場圏内。ニチレイレディスで3位タイだったイ・ボミは同ランク15位に1つ上げるも、同国7番手で圏外のままとなっている。
ランク上位陣に大きな変動は無く、トップ8は前週から変わらず。トップ5は1位リディア・コ(ニュージーランド)、2位ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、3位インビー・パーク(韓)、4位レクシー・トンプソン(米)、5位キム・セイヨン。