岩田が2週ぶりの出場　R.ファウラー、B.デシャンボーも参戦

　タイガー・ウッズ（米）が大会ホストを務める米男子ツアーのクイックン・ローンズ・ナショナルが現地23日から、メリーランド州のコングレッショナルCCで開催される。日本からは岩田寛が唯一出場。出場が噂されたタイガーは腰の負傷で復帰の目処が立っておらず、残念ながら見送ることとなった。

　昨季大会を制したのはトロイ・メリット（米）。トップタイからスタートしたメリットは4アンダー67でラウンドし、通算18アンダーで逃げ切りツアー初優勝を飾った。また、石川遼が2日目に単独トップに立ち初優勝が期待されたが、単独10位に終わっている。

　優勝候補の筆頭であるリッキー・ファウラー（米）は、昨季大会では通算15アンダーで回り単独2位。この大会は前週の全米オープンが影響で多くの選手が出場を見送っており、世界ランキング最上位は6位のファウラー。前週まで3戦連続予選落ちするなど調子を落としているが、世界ランク上位組が不在の大会で成績を上げて、弾みをつけたいところだ。

　また、岩田寛はフェデックス・セントジュード・クラシック以来2週ぶりの参戦。同大会では2日目に4オーバー70を叩き予選落ちとなったが、チャンスのある大会で結果を残して浮上のきっかけとしたいところだ。その他、前週の全米オープンで2位タイに入ったジム・フューリック（米）や同大会15位タイのブライソン・デシャンボー（米）、パトリック・リード（米）、チャーリー・ホフマン（米）ら実力者たちも揃って出場する。