松山英樹がビッグトーナメントで今季2勝目を狙う!
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-ブリヂストン招待が現地時間30日、オハイオ州のファイアーストーンCCを舞台に開幕。松山英樹は全米オープン以来2週ぶりの参戦となり、ビッグトーナメントで今季2勝目を目指す。
2週前の全米オープンでは予選落ちを喫し、悲願のメジャー初優勝はお預けとなった松山。ザ・メモリアル・トーナメントを終えた直後にスイングの調整に取り組んだが、上手く噛み合わず、メジャーでは苦戦を強いられる結果となった。1週間の調整期間を挟んだ今大会はコンディションも万全のはず。目前に控えてる全英オープン(7月14日〜17日/スコットランド ロイヤルトルーンGC)に向けてもトロフィ獲得で弾みをつけたいところだ。
日本勢は4年連続出場する松山のほか、今季6月の日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップで初優勝を飾った塚田陽亮、昨年の国内ツアー、ブリヂストンオープンを制した松村道央が出場。米ツアー初出場となる塚田はここで結果を残して、日本ツアーでもさらなる躍進を見せたい。
その日本勢3人が対峙するのは、世界No.1のジェイソン・デイ(豪)のほか、今季の全米オープンを制したダスティン・ジョンソン(米)やジョーダン・スピース(米)、バッバ・ワトソン(米)、リッキー・ファウラー(米)、など世界ランク上位のトッププレーヤーたち。14年覇者のローリー・マキロイ(北アイルランド)と今季のマスターズチャンピオン、ダニー・ウィレット(英)は欧州ツアーの第100回オープン・デ・フランスに出場するため、エントリーしていないが、それでも分厚いフィールドであることに変わりはない。
その他、昨季覇者のシェーン・ロウリー(アイルランド)も参戦。2位のワトソンと2打差をつけて通算11アンダーで初のWGC優勝を飾ったロウリーは、2週前の全米オープンでも2位タイに入るなど好調をキープしたまま、2連覇に挑む。なお、松山はロウリー、ワトソンと同組となっている。