崎山武志が3打差7位タイの好位置に V.シンが「66」で単独首位

米チャンピオンズツアーの今季メジャー最終戦 全米シニアオープンは現地時間11日、オハイオ州のサイオートCCで開幕し、第1ラウンドの競技を終了。崎山武志が1アンダー69で回り、7位タイ発進となった。
53歳の崎山は、インスタートの11番でバーディが先行。15番はボギーとしたものの、17番パー3で再びバーディとし、前半は1アンダーで折り返す。後半の9ホールはスコアカード通りのプレーでパーを積み重ね、2バーディ、1ボギーの内容でホールアウト。トップと3打差の好位置で初日を終えた。
一方、室田淳は前後半で1つずつダブルボギーを喫するなど、3バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの3オーバー73と出入りの激しいプレーで48位タイ。2013年に日本人初の海外シニアメジャー制覇を成し遂げた井戸木鴻樹は1バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの6オーバー76で81位タイとなり、予選突破のためには2日目の巻き返しが必要となった。
リーダーボードのトップは、2000年のマスターズなどレギュラーツアーでメジャー3勝を誇るビジェイ・シン(フィジー)。前半をノーボギーの2アンダーで折り返すと、後半は出だしの10番をバーディ。さらに15番でもスコアを伸ばすと、17番パー3でこの日唯一のボギーを喫するが、最終ホールで取り返し、5バーディ、1ボギーの4アンダー66でラウンドしている。
前週、プレーオフの末に優勝を逃したミゲール・A・ヒメネス(スペイン)が2アンダー68で回り、マイケル・アレン(米)、グレン・デイ(米)らと並び2位タイ。レギュラーツアーでメジャー2勝のジョン・デイリー(米)、昨季王者ジェフ・マガート(米)がイーブンパー70で13位タイとなっている。
一昨季覇者のコリン・モンゴメリー(スコットランド)は2オーバー72で38位タイ発進。現在賞金ランキング1位のベルンハルト・ランガー(独)は、インスタートの10番でダブルボギーを叩くなど、前半を4オーバーと乱調。後半は1つスコアを返したが、3オーバー73の48位タイとやや出遅れている。