約1か月ぶり再開戦に野村、藍らが参戦 五輪銀のL.コは連覇へ
更新日:2016/08/25 10:57
掲載日:2016/08/25 10:42

米女子ツアーのカナディアン・パシフィック女子オープンが現地時間25日、カナダのプリディス・グリーンズGCで開幕。日本勢は野村敏京、宮里藍ら米国を主戦場とする5人が顔を揃え、連覇を狙う世界女王リディア・コ(ニュージーランド)や地元カナダのブルック・ヘンダーソンらと激突する。
リオデジャネイロ五輪が閉幕し、米女子ツアーは4週ぶりの再開戦からカナダ2連戦へ突入。五輪4位タイで銅メダルに1打及ばなかった野村は、4月以来の今季3勝目を目指して出場する。その他日本勢は、藍、宮里美香に、国内ツアー2戦を経て出場の横峯さくら、上原彩子がフィールド入り。いずれも約1か月ぶりと久々のツアー参戦で上位を狙う。
五輪金メダリストのインビー・パーク(韓)に銅メダルのフォン・シャンシャン(中)は不在だが、銀メダルのコや、7位タイに入ったヘンダーソンら32人のオリンピアンがカナダに集結。注目はやはり連覇を狙うコだ。アマチュア時代の2012年大会でツアー初優勝を飾り、13年に連覇、さらに15年大会も制した19歳は優勝候補の筆頭。地元優勝を目指すヘンダーソンらが対抗馬となりそうだ。
なお、リオ五輪を膝の負傷で途中棄権した世界2位アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)も今大会に参戦。今季メジャー最終戦、エビアン選手権(9月15日〜18日/フランス、エビアン・リゾートGC)を前に、カナダ2連戦で大きな弾みをつけるのはどの選手になるだろうか。