野村38位タイ、上原、さくら出遅れ A.ジュタヌガーンが単独首位
更新日:2016/10/05 18:06
掲載日:2016/09/29 17:49
米女子ツアーのアジアシリーズ初戦 レインウッドLPGAクラシック(中国/レインウッド・パインバレーGC)が現地時間29日に第1ラウンドの競技を終了。アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が8アンダー65で首位発進を切る中、日本勢は野村敏京がイーブンパー73で38位タイにつけた。
前半3オーバーと苦戦した野村だが、後半の巻き返しでしぶとくイーブンパーにまとめた。6番でダブルボギー、9番でボギーと2つのパー5で大きくスコアを落として迎えた後半、10番から連続バーディで流れを変えると、その後も2バーディを上積み。最終18番のボギーでアンダーパーとはならなかったが、挽回を期す2日目は首位と8打差から浮上となるか。
上原は4番でチップインバーディを奪うなど前半ノーボギーの3アンダーをマークするも、後半にノーバーディ、4ボギーと急ブレーキ。1オーバー74の49位タイから上位をうかがう。過去2戦続けて予選落ちと苦戦の続く横峯さくらは「78」と崩れ、5オーバー78で71位タイに沈んでいる。
今季5勝を挙げ、賞金ランキング、レース・トゥ・CMEグローブで今週不在のリディア・コ(ニュージーランド)を2位で追うジュタヌガーンは、10バーディ、2ボギーの猛チャージで絶好のスタート。上り4ホール連続バーディでラウンドを締め、ノーボギーの「66」で回った2位ブルック・ヘンダーソン(カナダ)と1打差で初日を終えた。
そのほか、母国でのトロフィ奪還を狙う第1回大会覇者フォン・シャンシャン(中)は5アンダー68の3位タイ。2014年大会を制したイ・ミリム(韓)は3アンダー70の14位タイにつけている。