石川は2アンダー36位タイ発進　単独トップはC.カーク

　米男子ツアーのOHLクラシック at マヤコバが現地時間10日、メキシコのエル・カマレオンGCで開幕し、第1ラウンドの競技を終了。大会初出場の石川遼は2アンダー69で36位タイ発進を切った。

　3週前のツアー復帰戦で10位タイに入った石川だが、次戦の前週大会は予選落ち。悪い流れを断ち切りたい今大会は首位と6打差から上位を目指すこととなった。前半は2番から4ホール3バーディと伸ばしたものの、3アンダーの折り返し後は13番のパー5でスコアを落とし、ノーバーディ、1ボギーと我慢の展開。復帰戦に続く上位フィニッシュへ、2日目は前半インから波に乗りたい。

　8アンダー63の単独首位に立ったのは、ツアー5勝目を狙うクリス・カーク（米）。8バーディ、ノーボギーと完璧な内容で約1年半ぶりの勝利へ絶好の位置につけた。7アンダー64の1打差2位タイにはベン・クレーン（米）、カミロ・ビジェガス（コロンビア）、ゲーリー・ウッドランド（米）が続き、さらに1打差の5位タイにはウェブ・シンプソン（米）、スコット・ピアシー（米）ら6人が並ぶ。

　そのほか、今年6月にプロデビューしたジョン・ラーム（スペイン）は4アンダー67の14位タイ。昨季新人王のエミリアーノ・グリッロ（アルゼンチン）や昨季大会でプレーオフに敗れたラッセル・ノックス（スコットランド）らは3アンダー68の20位タイとなっている。一方、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）は「75」と苦戦を強いられ、連覇へ厳しい状況に立たされた。