W杯初日はスペインが単独首位 1差にR.ファウラー擁する米国など3組
国別対抗戦「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」は現地時間24日、オーストラリアのキングストンヒースGCを舞台に開幕し、フォアサム形式の初日の競技を終了。3アンダー69で回ったスペインチームが単独首位に立ち、2アンダー70の2位タイにリッキー・ファウラー&ジミー・ウォーカーの米国チーム、そしてフランス、中国の3か国が続いた。
計28か国が出場する今大会の初日は、各ペアが互いに1つのボールをプレーするフォアサム形式でプレー。多くのチームが強風下で苦戦を強いられる中、最終組の1つ前を回った注目の若手ジョン・ラーム&ラファエル・カブレラ-ベロのスペインチームは、8番パー5でイーグルを奪うなど、1イーグル、2バーディ、1ボギーで好発進。首位タイで迎えた最終18番でカブレラ-ベロがバーディパットを沈め、1打のリードを手に初日を終えた。
ライダーカップやプレジデンツカップでもペアを組んできたファウラー&ウォーカー組も、4バーディ、2ボギーの内容で上々の滑り出し。12番でファウラーが長いパットを沈めナイスパーセーブを見せたあと、ウォーカーがチップインバーディを奪った13番から3連続バーディで急浮上。リ・ハオトン&呉阿順(中)、ビクトル・ドゥブイソン&ロメイン・ランガスキュー(仏)とともに1打差から首位をうかがう。
その他上位は、1アンダー71の5位タイにアンディ・サリバン&クリス・ウッド(英)、フランセスコ・モリナリ&マッテオ・マナセロ(伊)の2チーム。以下、松山英樹&石川遼の日本チームは1オーバー73の10位タイ。アダム・スコットとマーク・リーシュマンが組んだ前回王者の豪州ペアは「74」の14位タイにつけている。
1位 -3 スペイン(R.カブレラ-ベロ&J.ラーム)
2位T -2 フランス(V.ドゥブイソン&R.ランガスキュー)
2位T -2 米国(R.ファウラー&J.ウォーカー)
2位T -2 中国(呉阿順&リ・ハオトン)
10位T +1 日本(松山英樹&石川遼)
14位T +2 豪州(A.スコット&M.リーシュマン)