申ジエが3打差首位浮上 イ・ボミ15位T 笠は最下位抜け出せず
更新日:2016/11/25 16:20
掲載日:2016/11/25 16:15
国内女子ツアーの今季最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは25日、宮崎県の宮崎カントリークラブで第2ラウンドの競技を終えた。通算7アンダーで単独首位に立ったのは昨季覇者・申ジエ(韓)。3打差2位にキム・ハヌル(韓)、さらに1打差に前日首位の渡邉彩香と鈴木愛が続き、今季賞金女王を確定させているイ・ボミ(韓)は通算1オーバー15位タイにつけている。
今季3勝で賞金ランキング現在2位の申は、出だしの3連続含む7バーディを奪った一方でボギーを1つに抑え、前日6位タイから首位に浮上。連覇での今季4勝目へ3打のリードを手にした。トッププレーヤー30名による最終戦は、この日3アンダー69で回ったキム・ハヌル(韓)と申の韓国勢がトップ2を占めての折り返しとなった。
一方、前日の「68」で1打差首位に立っていた渡邉はこの日「73」と失速。最終戦での今季初勝利へ、4打差3位タイから首位奪還を目指す。その他上位は、賞金ランク4位の鈴木が2アンダー70で回り、渡邉と並ぶ通算3アンダー3位タイ。通算1アンダー6位タイには、大山志保、大江香織らが並ぶ。
また、前週に2年連続賞金女王を決め、LPGAメルセデス・ベンツ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー獲得も目指すイ・ボミは1アンダー71とスコアを伸ばし、19位タイからわずかに順位を上げて週末へ。そのほか、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー争い2番手の笠りつ子はこの日も「75」と崩れ、通算10オーバーの最下位タイに沈んでいる。