A.スコットが4打差3位タイで決勝ラウンドへ　A.ドットが堅首

　欧州＆豪州ツアー共催のオーストラリアPGA選手権が現地時間2日、オーストラリアのRACVロイヤルパインズ・リゾートを舞台に順延となっていた第1ラウンドと第2ラウンドの競技を終了。世界ランキング7位のアダム・スコット（豪）が通算8アンダーまでスコアを伸ばし、3位タイで週末を迎えることとなった。

　前日に第1ラウンドを終了していたスコットは、出だしの2番でボギーが先行するとも9番でバーディを取り返して前半はイーブンパーでハーフターン。すると、後半は10番からの3ホールで2バーディをマークすると、15番からは連続バーディとし5バーディ、1ボギーで2ラウンド連続の4アンダー「68」でホールアウト。母国での優勝に向けてトップとは4打差という位置で大会を折り返した。

　初日に「65」をマークしたアンドリュー・ドット（豪）が5アンダー「67」をマークし、通算12アンダーでリーダーボードのトップをキープ。6バーディ、1ボギーと安定したプレーで後続に2打差をつけた。通算10アンダー単独2位には3アンダー69のアシュリー・ホール（豪）がつけている。

　米ツアー1勝のダニー・リー（ニュージーランド）は、13番パー4でダブルボギーを喫するなど、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73とスコアを落とし、通算2アンダー21位タイに後退。世界ランキング54位のマーク・リーシュマン（豪）は通算イーブンパー42位タイで決勝ラウンド進出を決めている。