グリーン上での予期せぬボールの動きが無罰に USGAとR&Aが発表
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/12/12 11:20

グリーン上でボールが予期せず動いた際、罰打を課さないという新しいローカルルールをUSGA(全米ゴルフ協会)とR&Aが発表した。
新ルールは「選手、パートナー、同組の選手、キャディもしくはパターなどの道具でボールが不意に動いた場合、ボールを元の位置にリプレースしなければならない」、しかし「風、水などの自然現象によりボールが動いた場合はボールが止まった場所からプレーしなければならない」と定められた。
昨季全米オープンでダスティン・ジョンソン(米)は最終日の5番グリーン上で偶発的にボールが動き、USGAの協議の結果、1打のペナルティを課された。最終的にジョンソンは後続に3打差をつけメジャー初優勝を飾ったが、後々この罰打を巡り多くの批判が上がっていた。
なお、このローカルルールは2017年1月1日より施行される。