プレーオフでの敗戦に心を痛めるJ.ローズ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2017/04/10 13:00
今季男子メジャー初戦、マスターズは現地時間9日、ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。プレーオフの末、セルヒオ・ガルシア(スペイン)に敗れたジャスティン・ローズ(英)がこの結果に心を痛めていると米ゴルフチャンネルが報じている。
2013年全米オープンを制し、昨年はリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したローズは、バックナインでは一時ガルシアに2ストローク差のリードを奪っていたものの、プレーオフで力尽き、初のグリーンジャケット獲得には至らなかった。
この敗戦を受け、ローズは「ここ(オーガスタ)で1回でもいいから優勝したい」とプレーオフで敗れたことに対する失望を吐露。しかし、今後も優勝争いを演じ、いつの日かグリーンジャケットに袖を通せる時が来ると信じていると語っている。
1998年の全英オープンで当時17歳のアマチュアながら4位タイと善戦するなど、多くの注目を集めていた。プロ転向後は苦戦をするも、現在はメジャーも制し、ライダーカップの欧州代表として名を連ねるほどの成功を手に入れている。
しかし今回は惜しくもグリーンジャケットに手の届かなかったローズ。「ビッグトーナメントの結果は選手のキャリアを大きく左右する」と、メジャーでの敗戦は簡単に受け入れられるものではないようだ。それでもシーズンは序盤、マスターズは4つのメジャータイトルのうちの1つと言及。「夏に向けてモチベーションを保ち、新たな目標を見つけ、準備を始める」と自身2度目のメジャー制覇に向け、意気込みを語っていた。