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「82」と崩れた石川、72位タイ K.チャペルが念願の初優勝

更新日:2017/04/24 09:04
「82」と崩れた石川、72位タイ K.チャペルが念願の初優勝
「82」と大きく崩れた石川。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンは現地時間23日、テキサス州のTPCサンアントニオを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ケビン・チャペル(米)がツアー初優勝を飾る中、石川遼は10オーバー82でラウンドし、72位タイで大会を終えている。

 前日35位タイまで順位を上げていた石川だったが、強風の中行われた最終日に大きく崩れる。インスタートの石川は、11番パー4でいきなりのダボを叩く。14番ボギー、15番ダブルボギーとし、直後の16番パー3ではピン横70センチにつけるスーパーショットを放ち、最初のバーディを奪取。しかしその後も調子は上がらず、2番を何とかボギーで凌いだものの、5番ではティーショットをネイティブエリアに入れ、ペナルティを科されるなどトリプルボギー。トータル1バーディ、2ボギー、3ダブルボギー、1トリプルボギーの「82」でホールアウトし、通算10オーバーで4試合ぶりに予選通過した大会を後にした。

 一方、優勝は通算12アンダーまでスコアを伸ばしたチャペル。リーダーボード最上段からスタートした同選手は、2番から連続バーディを奪うなど、順調にスコアを伸ばす。ツアー2勝目を狙うブルックス・ケプカ(米)が8バーディ、1ボギーの「65」と猛追するも、チャペルは上りホールで約3メートルのバーディパットを沈め、逃げ切りに成功。ツアー参戦から180試合目にして、初の栄冠に輝いた。

 ビッグスコアを叩き出したケプカが大きく順位を上げ、通算11アンダー単独2位でフィニッシュ。首位と3打差の通算9アンダー3位タイにケビン・ツウェイ(米)とトニー・フィナウ(米)、通算8アンダー単独5位にアーロン・バデリー(豪)と続く。前年チャンピオンのチャーリー・ホフマン(米)は上り2ホールでバーディを奪うなど意地を見せたが、通算2オーバー40位タイと連覇には手が届かなかった。

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