2度池ポチャの松山、54位タイ 池田は16位タイに浮上
米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権が現地時間13日、フロリダ州のTPCソーグラスを舞台に第3ラウンドの競技を終了。松山英樹はスコアを落として54位タイに沈む一方で、池田勇太が16位タイから残り18ホールを戦う。
前日34位タイまで順位を上げた松山は、2番パー5でこの日最初のバーディを奪う好スタートを切ったものの、10番までパーが続く。すると11番パー5では、2オンに成功し、イーグルを逃すも、バーディ。続く12番もバーディとし、通算4アンダーまで伸ばす。しかし、13番パー3で2度池に入れ、さらに3パットを喫するなど8打を要し、大きくスコアを落とす。その後も調子は上がらず14番、16番でもボギーを叩き、4オーバー76でホールアウト。通算3オーバー54位タイまで急降下して、最終日を迎える。
一方、23位タイからスタートした池田は、2番でバーディを奪うも、1番ボギー、5番でダブルボギーを叩き、2つスコアを落として前半を折り返す。しかし後半は、11番から3連続バーディをマークするなど、トータル5バーディ、3ボギー、1ダブルボギー「72」のラウンド。通算2アンダー16位タイまで順位を上げ、さらなる上位進出を目指して最終日に挑む。
通算9アンダーでリーダーボードの最上段に立つのは、J.B.ホームズ(米)とカイル・スタンレー(米)。ホームズは、前半はパーセーブが続くも、後半に3バーディを奪うなど2アンダー70で回り、首位タイに浮上した。前日首位タイのルイス・ウーストハウゼン(南ア)は、3バーディ、4ボギーとスコアを1つ落とし、通算8アンダー単独3位。「68」をマークしたキム・シウー(韓)が首位と2打差の単独4位に浮上している。
通算6アンダー5位タイにはエミリアーノ・グリッロ(アルゼンチン)とイアン・ポルター(英)、通算5アンダー7位タイにマスターズ覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)ら3人が続く。ディフェンディング・チャンピオンのジェイソン・デイ(豪)は、ローリー・マキロイ(北アイルランド)らとともに通算1アンダー20位タイ、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米)は通算2オーバー44位タイに沈んでいる。