J.ラームがクラブを投げる、蹴る アンガーマネージメントが必要
更新日:2017/06/17 16:04
掲載日:2017/06/17 15:55
全米オープン(ウィスコンシン州、エリンヒルズ)も第2ラウンドが終了し、多くのトップ選手が予選ラウンドで姿を消す結果となった。その中でもイライラを抑えきれなかった選手がジョン・ラーム(スペイン)だ。
ラームは今季1勝を挙げ、世界ランキングも現在10位と期待の22歳。同郷のセルヒオ・ガルシアがマスターズで優勝したことにより、メジャー制覇にかける思いは非常に強いだろう。しかし、初日4オーバー、2日目1オーバー、通算5オーバーで予選落ちを喫した。
プレー以上にラームは態度を改めなければならないと複数の米メディアが取り上げている。汚い言葉を発し、バンカーレーキやクラブを投げる、蹴る、ホール案内板を殴るなどプロゴルファーらしからぬ行動をとってしまった。
「プロなら耐えなければならない、自分の中で気持ちを落ち着かせなければいけない。でもそうするとペットボトルのコーラみたいになるんだ。ふたを開けない限り振っていてもいいけど、1回ふたが開いてしまうと、もう終わり。そんな感じだよ」
他のプレーヤーに迷惑をかけない、キッズゴルファーたちの見本になるためにもアンガーマネージメントが必要だとラームは考えている。ガルシアもかつては怒りを抑えられずにイライラしていた時期があったが、克服に成功しマスターズチャンピオンとなった。大先輩に教えを乞うのも良いかもしれない。