松山、6打差の14位タイに後退 小平と宮里も順位を落とす
米男子ツアーの今季メジャー第2戦 全米オープンが現地時間17日、ウィスコンシン州のエリンヒルズを舞台に第3ラウンドの競技を終了。決勝ラウンド進出を決めた日本勢の3選手のうち、松山英樹が最高位の14位タイにつけている。
2日目に「65」を出して8位タイに浮上した松山は、2番からバーディを奪う幸先の良いスタート。8番でもバーディをマークし、2つスコアを伸ばして前半を終える。しかし10番で3パットボギーを喫すると、13番、15番でもスコアを落とす。すると上りホールで約3メートルのバーディパットを沈め、トータル4バーディ、3ボギーの1アンダー71でホールアウト。通算6アンダーまでスコアを伸ばしたものの、首位と6ストローク差で最終ラウンドの競技に挑む。
一方、初の全米オープンで予選を通過した小平智は、4番から連続でスコアを落とすなど、ボギーが先行する。10番をダボとするも、直後の11番からの6ホールで4バーディを奪うなど、スコアを戻すことに成功。しかし17番でこの日4つ目のボギーを叩き、1オーバー73で競技を終了。通算1アンダーの35位タイから巻き返しを図る。
また、24位タイからスタートした宮里優作は、1番パー5からスコアを落とす苦しい展開に。6番、8番、13番でバーディを奪うものの、バックナインで5ボギーを喫するなど、トータル3バーディ、7ボギーの「76」でラウンド。通算2オーバー51位タイと大きく順位を落としている。
なお、54ホールを終えて通算12アンダーで単独トップに立つのは、ブライアン・ハーマン(米)。1打差の2位タイにトミー・フリートウッド(英)、ジャスティン・トーマス(米)、ブルックス・ケプカ(米)、通算10アンダーの単独5位にリッキー・ファウラー(米)が続く。