B.ハーマン、メジャー初制覇に王手 「63」のJ.トーマスは2位タイ
更新日:2017/06/18 09:59
掲載日:2017/06/18 09:56
米男子ツアーの今季メジャー第2戦 全米オープンが現地時間17日、ウィスコンシン州のエリンヒルズを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ブライアン・ハーマン(米)が通算12アンダーで単独首位に立ち、最終日を迎える。
前日首位タイに浮上し、最終組でラウンドしたハーマンは、1番パー5からバーディを奪う好スタートを切ると、その後も順調にスコアを伸ばす。トータル6バーディ、1ボギーの5アンダー67で回り、リーダーボードの最上段に浮上。117回目を誇る全米オープンの中でレフティーの優勝者はなく、史上初の快挙に期待がかかる。
首位と1打差には、ブルックス・ケプカ(米)、ジャスティン・トーマス(米)、トミー・フリートウッド(英)が並ぶ。中でもトーマスは、上りホールでイーグルをマークするなど、トータル1イーグル、9バーディ、2ボギーの「63」と大会レコードをマーク。今季4勝目とメジャー初優勝に向け、好位置につけている。
初日「65」を叩き出したリッキー・ファウラー(米)は、4アンダー68で通算10アンダー単独5位、第5のメジャー「ザ・プレーヤーズ選手権」で史上最年少優勝を飾ったキム・シウー(韓)が通算9アンダー単独6位。通算8アンダー7位タイにはチャーリー・ホフマンやパトリック・リードらアメリカ勢の3選手が並んでいる。
その他上位陣は、松山英樹が通算6アンダー14位タイ、マスターズ覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)らが通算4アンダー17位タイ。決勝ラウンド進出を決めた日本勢の小平智と宮里優作は、それぞれ35位タイと51位タイ。世界ランキング5位のジョーダン・スピース(米)は「76」と大きくスコアを落とし、通算4オーバー59位タイに沈む。