J.トーマスが「63」首位発進 好調の理由は「考えすぎない事」
更新日:2017/10/19 16:14
掲載日:2017/10/19 15:53
米男子ツアーのザ・CJカップ at ナイン・ブリッジスは現地時間19日、韓国のナイン・ブリッジスを舞台に第1ラウンドの競技を終了。2イーグルを含む「63」を記録したジャスティン・トーマス(米)が後続に3打差をつけて首位発進を切った。
この日インから出たトーマスはスタートホールの10番でボギーを叩いたものの、12番では約5.5メートルのパットを沈めてイーグルとすると、14番からは一気に4連続バーディに成功。18番では風もある中でセカンドショットをクラブ一本分の位置につけて2つ目のイーグルを奪うなど、前半は驚きの「29」で折り返した。
後半はフロントナインほどの勢いはなかったが、それでも3バーディ、1ボギーとさらに2つスコアを伸ばして9アンダー「63」のラウンドを完結させた。
昨季は前半戦に3勝を挙げたものの、その後は調子を落としていたトーマス。だが、8月の全米プロゴルフ選手権を制すると、9月にもさらに1勝を重ね年間王者まで上り詰めた。開眼した感のある同選手は「ゴルフをあまり難しいことだと考えすぎないこと」「ツアー外ではゴルフのことを考えすぎない。マネジメント、美しいスイングももちろん大事だが、そういったことにとらわれ過ぎないこと」と好調の理由を語った。
6アンダー66をマークしたチェズ・リアビ(米)、ギャビン・カイル・グリーン(マレーシア)、スコット・ブラウン(米)、マーク・リーシュマン(豪)、パトリック・リード(米)が2位タイ。5アンダー7位タイにはパワーランキング(優勝予想)No.1のトニー・フィナウ(米)、ラッセル・ヘンリー(米)ら5選手が並んだ。
(写真提供:Getty Images)