米シニアPOシリーズが開幕! 3位から5位は熾烈な争いに
米チャンピンズツアーのドミニオン・エナジー・チャリティ・クラシックは現地時間20日、バージニア州のザ・カントリークラブを舞台に開幕。シーズンもついに佳境、同ツアーはこれから3試合のプレーオフシリーズに入る。
今大会を含め、第2戦のパワー・シェアーズQQQ選手権、そしてツアー最終戦のチャールズ・シュワブカップ選手権で争われるシリーズは、獲得賞金をポイントとして換算して行われる。今週出場できるのはポイントランキング上位72名のプレーヤーたち。その後は54名が第2戦に、最終戦は36名と出場選手が絞られていく。
現時点でのリーダーはベルンハルト・ランガー(独)の3,012,358ポイント、2位はスコット・マッキャロン(米)が2,434,895ポイントだ。この2人に関してはよほどのことがない限りは最終戦を現在のポジションで迎えるだろう。今季ランガーは5勝、マッキャロンも4勝とトップ2は他のプレーヤーたちから一歩抜けている。
マッキャロンが最終戦を前にランガーを捉えるのは数字的には可能だが、第1戦、第2戦で2連勝する必要があり、ドイツ人の下位フィニッシュを祈らなければならない。ランガーが今季19戦に出場中18位以下になったのがわずかに1回ということを考えれば、フェニックスCCにはこのままの順位でいくというのが妥当だ。
むしろ注目は3位以下。レギュラーツアーのプレーオフシリーズ同様、最終戦を前にポイントはリセットされるため、上位5選手に入ることができれば最終戦の結果如何で年間王者&ビッグボーナスを自分でコントロールできるからだ。
現在3位は1,508,470ポイントのケニー・ペリー(米)。だが、ケビン・サザーランド(米)、ジェリー・ケリー(米)、M・A・ヒメネス(スペイン)、コリン・モンゴメリー(スコットランド)、ブラント・ジョーブ(米)、フレッド・カプルス(米)も285,000ドル以内と、残りの椅子を争って熾烈な戦いが繰り広げられそうだ。
(写真提供:Getty Images)