初V狙う中島徹が首位発進! 1打差にC.キム、星野、武藤ら
国内男子ツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPは2日、沖縄県のPGMゴルフリゾート沖縄を舞台に第1ラウンドの競技を終了。5アンダー66をマークした中島徹が単独首位、1打差2位タイにチャン・キム(米)、星野英正、武藤俊憲らが続いている。
中島は出だしの1番でバーディ発進を切ると、6番からの4連続バーディで一気にリーダーボードを駆け上がる。後半は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばすことができなかったが、前半の貯金を活かして今季2度目のトップ発進を切った。
今季はチャレンジツアーとレギュラーツアーを並行している中島。前週のマイナビABCチャンピオンシップではマンデー予選で敗退と決して順風満帆とは言えない苦労人だが、日本ゴルフツアー選手権に続く首位スタートを初勝利につなげたいところ。
だが下も混戦模様だ。1打差の2位タイには賞金ランキングNo.4のチャン・キムをはじめ、9年ぶりのツアーVを目指す星野、ツアー通算6勝の武藤、宋永漢(韓)、マシュー・グリフィン(豪)と5選手が続き、3アンダー68の7位タイにはホストプロの池田勇太、藤田寛之、朴相賢(韓)といった実力者が虎視眈々と上位をうかがう。
現在賞金ランクトップの小平智はイーブンパーの22位タイ。前週ツアー初優勝を挙げた小鯛竜也はブリヂストンオープンを制した時松隆光、地元Vに燃える優作&聖志の宮里兄弟、今平周吾らと同じく2オーバー43位タイで初日を終えた。
一方、4戦ぶりの予選突破を狙った石川遼は大乱調。アウトスタートの前半を2オーバーで折り返すと、10番、11番の連続バーディでイーブンに戻したものの、12番でダブルボギー、15番でトリプルボギーと大幅にスコアを崩して5オーバー。棄権選手ひとりを除き、107選手中87位タイとまたしても出遅れてしまった。