アン・シネ、諸見里が突破!/セカンドQT・A地区、B地区
国内女子ツアーのセカンドクォリファイングトーナメント(QT)は2日に各会場で最終ラウンドの競技を終了。那須小川ゴルフクラブ(栃木県)で行われたA地区ではアン・シネ(韓)やツアー通算9勝の諸見里しのぶがサードQTへの進出を果たした。
初日、2日目とアンダーパーをマークし、通算3アンダー3位タイで3日目を迎えたアン・シネ。最終日は1オーバー73とスコアを崩したものの、通算2アンダーは全体の4番手の好位置で今月21日から3日間の予定で開催される次のステージにコマを進めた。
また諸見里もセカンドQTを突破した。最終日は2オーバー74をマーク。通算6オーバーでサードQTに望みをつないだ。国内ツアー通算9勝、2009年には年間6勝を挙げ、賞金ランキング2位となるなど、当時の年少記録を次々と更新していった諸見里。近年は怪我の影響もあり予選落ちが続いていたが、これを機に復活にこぎつけたいところ。
A地区のトップは通算8アンダーを記録した小祝さくら。通算3アンダーの小倉ひまわり、イ・ジウ(韓)がそれに続いた。その他、蛭田みな美(通算イーブンパー)、大和笑莉奈(通算1オーバー)、川満陽香理(通算2オーバー)、松森杏佳(通算8オーバー)といった面々が進出を決めた一方で、木戸侑来(通算17オーバー)、横峯瑠依(通算22オーバー)、竹村真琴(通算35オーバー)らがここで姿を消すこととなった。
こだまゴルフクラブ(埼玉県)で争われたB地区では原英莉花が通算7アンダーでトップ通過。ウェイ・ユンジェ(台)が通算5アンダーで2位、通算3アンダーで回った川崎志穂が3位で3日間の競技を終えた。同会場では他にの通算イーブンパーの斉藤愛璃や鎌田ヒロミ、通算2オーバーの高橋恵、通算3オーバーの鬼澤信子や平野ジェニファー(米)、通算6オーバーの工藤遥加ら、上位45選手が3次予選行きを決めている。
(写真提供:Getty Images)