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R.ファウラーのキャップに込められた特別な思い

更新日:2018/06/09 11:44
R.ファウラーのキャップに込められた特別な思い
R.ファウラーは特別な思いが込められたキャップを着用し2位タイ発進を決めた。

 

 ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(アリゾナ州、TPCスコッツデール)初日を5アンダー2位タイで終えたリッキー・ファウラー(米)。同選手のキャップには強い思いが込められている。

 少年の写真がプリントされたバッチがキャップにつけられていた。その少年の名はグリフィン・コーネル君。呼吸器の病気を抱えていて、1週間前に7歳という若さで天国に旅立った。

 ファウラーがグリフィン君と出会ったのは2013年のこと。それから毎年欠かさず家族と会場に足を運びファウラーを応援した。

「グリフィン君は僕のいちばんのファンだった。キャディのジョーにとっても特別な存在で、毎年会うのを楽しみにしていた。今年から会えないのは悲しい」とし、インスタグラムには2人で撮った写真とともに「グリフィン君は僕の中ではレジェンドな存在! いつも僕のチームにいるからね!」と投稿している。

 また、このキャップはリサイクル素材(ポリエステル100%)で作られたもの。プーマゴルフが考えたアイデアにウェイスト・マネージメントチームが賛同し、このキャップが生まれた。ホワイトとグリーンの2色展開で、アメリカでは再来週に発売するようだ。

 キャップひとつにも様々な思い、ストーリーがある。誰からも愛させるファラーはまさにインフルエンサーで、このキャップを被ることにより、多くの人がグリフィン君のことも思い出すだろう。

(写真提供:Getty Images)

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