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「早く家に帰れ」ヤジの被害に遭ったJ.トーマスが苦言

更新日:2018/03/23 13:54
「早く家に帰れ」ヤジの被害に遭ったJ.トーマスが苦言
16番でヤジの被害に遭ったジャスティン・トーマスは、前週に続き、今週もギャラリーへ苦言を呈した。

 

 フロリダ州のPGAナショナルを舞台に行われた米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックで優勝したジャスティン・トーマス(米)だが、特定のギャラリーからのヤジに悩まされていたようだ。

 ルーク・リスト(米)とのプレーオフを制してツアー通算8勝目を挙げたトーマスだが、16番をラウンド中に強烈なヤジの被害に。特定の人物が「池に打ってしまえ」や「バンカーに入れろ」と絶叫するなど、選手の集中力をそぐようなヤジが確認された。

 優勝を決めた後、トーマスは「大して問題はなかった。でも、誰がそのようなヤジを飛ばしたのか気になって振り向いたが、誰かは分からなかった。後になってその人物が判明して、彼には2ホール早く帰ってもらった」と16番での状況を明かした。

 続いて「僕は誰かを出入り禁止にしたいとは思っていないけれど、明らかに不適切なものだ。僕たちは大会で優勝するために戦っているのに…。ロープの後ろでは何をやっても問題ないなんてことはない。適切なものではなかったから、そのような人間はすぐに家に帰るべきだ」と苦言を呈した。

 前週のジェネシス・オープンでタイガー・ウッズ(米)と2ラウンドを回ったトーマスは、ギャラリーのマナーについて「本当に受け入れられない」と不満を語っていた。難コースでの戦いを制して今季2勝目を挙げたものの、同選手にとって心地良い大会ではなかったようだ。

(写真提供:Getty Images)

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