A.スコット、久々の好成績に「復調への良い兆しが見られた」

　フロリダ州のPGAナショナルで行われた米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックに出場したアダム・スコット（豪）は、4月に開催されているマスターズまでにあと2試合に出場するようだ。

　多くの選手が苦しむ難コース、PGAナショナルを舞台に第3ラウンド、最終ラウンドと2日続けて60台をマークするなど、スコットは今季最高位となる13位タイで今大会を終えた。

　競技後、スコットは「今回の結果は難コースだっただけにとても満足している。復調に向けた良い兆候が見られた。特に決勝ラウンドは納得のいくゴルフができた」と現地メディアに話している。

　2013年にマスターズで優勝し、シーズン最初のメジャーに向けての準備がいかに重要であるかを身に染みて知るスコットは「オーガスタまでに仕上げていないとマスターズで勝てない。できれば残りの2戦で優勝したい」と抱負を語った。

　2015年にはタイガー・ウッズ（米）を抜いて世界ランキング1位に輝いたスコットだったが、ここ2年は未勝利。現在は56位まで後退した同選手は、4月のマスターズに向けて完璧な状態で迎えたいと誓った。

　スコットはバルスパー選手権（現地時間3月8日／フロリダ州、インニスブルック・リゾート&GC）に出場予定だ。

（写真提供：Getty Images）