J.トーマス、世界ランク1位のプレッシャーに耐えられず敗北

　ジャスティン・トーマス（米）は準決勝でバッバ・ワトソン（米）に3＆2で敗れ、WGC-デル・マッチプレーから姿を消した。セミファイナルで勝てば、同大会後に発表される世界ランキングで自身初の1位に輝く可能性があった。

「今まで考えすぎることは無かったのに最悪だ。（世界ランクについて）考えられずにはいられなかった。メディアが多くの質問をしてくるが、僕は精神的にそれ（メディア）よりも強くならないといけない」

　3位決定戦でも引きずったのか、アレクサンダー・ノレン（スウェーデン）に5＆3で敗れた。それでも「世界1位でマスターズに臨まないほうが良いかもしれない。全てのプレッシャーをダスティン（・ジョンソン）に背負ってもらおう（笑）」と冗談交じりに答えた。

　マスターズ（現地時間4月5日／ジョージア州）の会場、オーガスタ・ナショナルGC入りは月曜日（26日）か火曜日（27日）で、早めに行って調整するようだ。「アドレナリンが出ているというか、とてもワクワクしている。何回プレーしたって、いつも行くのが楽しみ。時間を有効に使って仕上げて、友人と良い時間を過ごして、準備するよ」とマスターズ初制覇に向けてコメントしている。

（写真提供：Getty Images）