フィル・ミケルソン「メジャー大会で凡ミスは許されない」

　米男子ツアーのヒューストン・オープン（現地時間30日／テキサス州、ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン）第2ラウンドを終了。フィル・ミケルソン（米）は通算5アンダー42位タイで決勝へ進む。

　ミケルソンはこの日、バーディを4つ奪ったが、18番パー4でティーショットを池に入れるなどトリプルボギーとし、1アンダー71でホールアウト。「ショットの調子が悪かった」とミケルソンは悔やんでいた。

　しかし、「パットがとても良かったから、なんとか持ちこたえることが出来た」と述べ、「良いショットはあったけれども、今日は明らかにツイていなかったね。風もあってミスが大きくなったけど、パッティングに助けられた」と振り返っていた。

　続けてミケルソンは「メジャー大会で凡ミスは許されないけど、ここではまだ余裕がある」と語り、「（マスターズ）までの残り5日ほど、課題を修正する時間があるし、調子を取り戻すことが出来ると思うよ」とコメントした。

　2006年にはドライバーを2本バッグにいれてグリーンジャケットを獲得するなど、常に試行錯誤し、優勝するために必要な準備を怠らないミケルソン。今大会でも好成績を収め、4度目のマスターズ制覇なるだろうか。

（写真提供：Getty Images）