ジェイソン・デイ「世界1位を目指す」　8位で決勝ラウンドへ進出

　米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権（現地時間11日／フロリダ州 TPCソーグラス）第2ラウンドが終了。2週連続優勝を狙うジェイソン・デイ（豪）は通算8アンダー8位タイで決勝ラウンドを迎える。

　かつては世界ランキング1位に輝いたこともあるデイだが、昨季は未勝利で終えるなど、不調に見舞われていた。母親がガンを患うなどプライベートの事情もあり、ひたむきに練習を重ねることができていなったようだ。デイは「自分が上手くいっていないときに周りが成功している。うらやましさや妬みというより、ふがいなさを感じたね」と当時を振り返っていた。

　また「勝てなかった1年間は、気持ちが入っていなかったけれど、今はモチベーションがある」と語ったデイは、「勝ちにこだわって、トップに戻りたい。世界1位を目指すというゴールがあれば、全力を尽くして試合に勝つモチベーションが生まれるものだよ」と前を向いた。

　何が何でも勝つという姿勢は王者にとって必要だが、2015年からの17ヶ月で8勝を挙げ圧倒的な強さを誇ったデイは、その姿勢を昔からあこがれ続けたタイガー・ウッズ（米）から学んだという。ウッズも「調子が悪いなりに、スコアを伸ばして勝ったことは何度もある。今のデイはまさにそれが出来ている」とデイについてコメントした。ウッズに太鼓判を押されたデイは、再び世界1位に輝けるのだろうか。

（写真提供：Getty Images）