豪のジャロッド・ライル 3回目のガン再発から約6か月
更新日:2018/11/07 13:53
掲載日:2018/06/22 13:04
36歳のジャロッド・ライル(豪)は、急性骨髄性白血病が再発したため、去年の12月に造血幹細胞移植を行った。
ジャロッドの妻は「幹細胞移植してから190日が経ちました。今はすごく大変な時期です」と夫のブログ『jarrodlylegolf.com』に書き込み、「主人はつづれないから、私が代わりに書いています。運転もできない、食事も自分で用意できない、娘たちに本も読んであげられない、家での仕事もできません」とし、過去2回と比べて薬の量も多く、つらい時期を過ごしている。
初めて発症したのが1999年(17歳)。完治するまで約9か月、ゴルフが出来るようになるまで約1年かかったが克服。2012年に再発した際も打ち勝ち、2013年のオーストラリアン マスターズで復帰してみせた。
米男子ツアーは計4シーズン(121試合)を戦い、賞金は約2億円を稼ぎ、Web.comツアー(下部ツアー)では2勝。2011年にはウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンの名物16番パー3でホールインワンを達成している。
ブログの最後には「夫は良い事も悪いことも、このブログに書きたいと言っています。今は苦しい時期ですが、絶対にこの病気に打ち勝ってみせます」と強いメッセージで締めくくられている。
(写真提供:Getty Images)