マキロイは「スイングに集中するだけ」と自分に言い聞かせる
更新日:2018/07/21 16:46
掲載日:2018/07/21 14:22
ローリー・マキロイ(北アイルランド)は4月のマスターズで通算9アンダー5位タイに入りながらも、最終的に首位のパトリック・リード(米)から6ストローク離されるなど、良いところなく大会を後にした。
「結果を気にしすぎていて、プレーに集中できていなかった。日曜日のオーガスタは自分にとって大事なレッスンだった。たとえそのトーナメントで勝てなかったとしても、1つ1つのスイングに集中してアグレッシブにプレーすれば、もっと自分のプレーに満足できたはずだ」
今週の全英オープンに向けてマキロイは自分自身に言い聞かせるようにこう語った。「たとえ、ベストなゴルフが出来なくとも、自分の思い描いているようなスコアが出せなくとも、1つ1つのスイングに集中することだけを考えている。結果は1つ1つの小さなプロセスの集合体であって、そのことを時々忘れてしまう。今回はその初心に戻ってプレーすることが必要だ」
その言葉通り最高とは言えないコンディションの中、2日連続の「69」で乗り切り、トップと2打差の6位タイと好位置につけている。
マキロイはキャリアを通じて、最初の2ラウンドの両方を60台で回った4回のうち、2011年のオーガスタで最終日に80を叩いた以外はすべて優勝に繋げている。
この2日間を振り返り「簡単だったとは言えないが、とても順調だと思う」と話した。果たしてこのまま5度目のメジャータイトルに向けて突き進むことができるだろうか。
(写真提供:Getty Image)