イーグルでギャラリー沸かせるも…　R.マキロイ「完全敗北とは思わない」

　フランセスコ・モリナリ（伊）の優勝で幕を閉じたメジャー第3戦 第147回全英オープン（現地時間22日／スコットランド カーヌスティGL）。大会2勝目を狙ったローリー・マキロイ（北アイルランド）は2位タイで大会を終えた。

　ムービングデーに思うようにスコアが伸ばせず、トップと4打差の6位タイからスタートしたマキロイ。前半は風に苦しみボギーが先行するなど1バーディ、2ボギーで折り返すも、後半に入るとショットの精度も回復し、14番はロングパットを沈めてイーグルを奪うなど一時は首位をとらえた。しかし、15番以降はパープレーが続き、終盤のバーディで後続を突き放したモリナリに2打及ばなかったが、ひと際大きな声援を送ったギャラリー達をを沸かせ、最終日を盛り上げた。

「大会を振り返って、ミスはあったが今週の自分のプレーには満足している。全てを出し尽くすことが出来たから、完全敗北とは思わない」とラウンド後のインタビューで答えたマキロイ。今季はここまで米ツアーで1勝を挙げるなど、悪いシーズンを送ってはいないが、全米オープンでは予選落ちを喫するなど彼の基準からすると成功とはいえない成績だ。

　この後は、2週間後に行われるWGC-ブリヂストン招待に出場し、続いて翌週の全米プロゴルフ選手権とビッグトーナメント2連戦に挑むこととなる。

（写真提供：Getty Images）