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苦境が続く米国勢 6年ぶりのメジャー無冠阻止できるか

更新日:2018/09/13 13:30
苦境が続く米国勢 6年ぶりのメジャー無冠阻止できるか
“エース”トンプソンは23歳にして米国を背負う。

 

 米女子ツアーのメジャー最終戦 エビアン選手権(仏、エビアン・リゾートGC)がまもなく開幕するが、アメリカの選手は優勝できるのだろうか。

 今季のメジャー優勝者はパーニラ・リンドベルグ(スウェーデン/ANAインスピレーション)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ/全米女子オープン)、パク・スンヒョン(韓/KPMG女子PGA選手権)、ジョージア・ホール(英/全英リコー女子オープン)の4人。米国勢は今年いまだメジャーで優勝者を出すことができていない。

“エース”レクシー・トンプソンが欠場した全英女子オープンでトップ20に入ったのは、ジェイ・マリー・グリーンとブリタニー・アロトモーラの2人のみだった。

 直近のメジャー12試合を見ても米国出身選手は1勝と苦戦。男子が12試合で8勝と挙げていることを考えれば苦戦の度合いが見て取れる。もしこのまま無冠となればまだ4大メジャー時代だった2012年シーズン以来のこととなる。この状況にメジャー通算2勝のクリスティ・カーも「少し心配している」「才能のあるアメリカ選手をたくさん見ているが、打ち破ってツアーに足跡を残さないといけない」と警鐘を鳴らす。

 現在5位のトンプソンが唯一のロレックスランキング(女子世界ランキング)トップ10入り選手。賞金ランキング上位10人に米国人はひとりもいない状況だが、本国アメリカの威信をかけて今年最後のメジャータイトルを獲得することはできるか。

(写真提供:Getty Images)

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