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レクシー・トンプソンが涙 1打及ばずメジャーでは5年ぶりの予選落ち

更新日:2018/09/15 11:52
レクシー・トンプソンが涙 1打及ばずメジャーでは5年ぶりの予選落ち
苦しい時期が続いているレクシー・トンプソン。

 

 女子メジャー最終戦 エビアン選手権(現地時間14日/フランス/エビアン・リゾートGC)第2ラウンドが終了。レクシー・トンプソン(米)は4オーバー75とスコアを落とし、通算4オーバーで予選落ちを喫した。

 最終18番で悔しさからトンプソンは涙を流した。カットラインは通算3オーバーとパーセーブすればという場面だったが、グリーン横からの3打目のアプローチはザックリをしてしまい、トンプソンの目から涙が溢れた。

 4打目でチップインを狙ったが入らず、ボギーを叩き、カットラインには1打及ばなかった。トンプソンがメジャー大会で予選落ちするのは5年ぶりのこと。

 全英リコー女子オープンは「自分を見直すための時間が必要だと気付きました。ここ1年半は精神的にダメージを受けました。すこしゴルフから離れて、精神的なバッテリーをチャージしたいと思います」と精神的な疲れをとるために欠場した。

 第2ラウンドの解説を務めていた米女子ツアー通算26勝、LPGA&世界ゴルフ殿堂入り選手のジュディ・ランキン(米)は「精神的にギリギリのところにて、プレーするのは難しいと思う」と話していた。

 2017年はアップダウンが激しかった。メジャー初戦のANAインスピレーションではリードしながらも最終日の後半で4打罰を科せられ、なんとかプレーオフまで持ち込んだが勝利を逃した。母は2回目のガン手術、祖母が他界。一方で2勝を挙げ、年間王者に輝き100万ドルを手にするなど嬉しいこともあった。

「彼女が苦しんでいることは分かっている。でも、才能のある選手だし、一生懸命シーズンを戦っている」とランキンは優しい口調で今季未勝利のトンプソンが元気になるのを願っている。

(写真提供:Getty Images)

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