ケプカの球が右目に直撃した女性が訴訟へ/ライダーカップ
更新日:2019/05/15 00:46
掲載日:2018/10/02 18:30
ブルックス・ケプカ(米)のティーショットが右目に直撃した女性がライダーカップの主催側に対して訴訟を起こすと複数の海外メディアが報じた。
アクシデントは初日午前(28日/フランス/ル・ゴルフナショナル)の1オン可能な6番で起きた。ケプカのティーショットは左に曲がり、周りは大きな声で「Fore Left(左に曲がったぞ」叫ぶもグリーン近くにいた女性(49歳のコリン・レマンデさん)に直撃。ケプカは「本当に申し訳ない」と謝っていた。
1日、エジプトから夫と観戦しにきたレマンデさんによると「いきなりすぎて当たった瞬間は痛くなかったけど、血が流れてきて痛みを感じた」とし、フランスで検査を受けた結果「右目を失明したと(医師に)言われた」という。
また「いきなりすぎて」とレマンデさんが言うように「ボールが来るから気を付けろ」という声はなかったらしい。
ケプカは28日に「毎回300ヤードをコントロールするなんて難しい。フォアと叫んでも300ヤード離れた人たちに聞こえると思う?」と発言しており、レマンデさんの近くにいた一人の観客も「いきなり来たんだ。本当にどこから来たか分からなかった」とコメントしていた。