グレッグ・ノーマン ゴルフ界がタイガーの話題で持ち切りなのは…
更新日:2018/10/08 12:21
掲載日:2018/10/08 08:19
元世界ランク1位で米男子ツアー通算20勝のグレッグ・ノーマン(豪)が『Yahoo Finance Sportsbook』のポッドキャストで完全復活を成し遂げたタイガー・ウッズ(米)について語った。
「”もうゴルフが出来ないかもしれない”と言っていた1年前からしたら彼の活躍は素晴らしい。彼にとってもゴルフ界にとってもグッド。それは間違いない」
「しかし(メディアとファンに対して)タイガーが全てと思わず、日本、韓国、南アフリカ、オーストラリアなど世界には才能を持った選手が他にも大勢いるという事を忘れないで欲しい。ゴルフ界がタイガーの話題で持ち切りなのはあまり好きじゃない」
今年の2月には「ゴルフ界にタイガー・ウッズは必要ない」とノーマンは発言していた。ウッズが復活したことで視聴率が上がるなどゴルフ界、スポーツ界にとってプラスなことは間違いないが、ノーマンの考えとしてはウッズだけの力ではなく他選手の活躍あってのタイガーブームということだろう。
ちなみにノーマンは世界ランク1位を331週(生涯最長記録)を保持していたがウッズが塗り替えた(683週)。ウッズの2005年6月から281週連続1位の記録も破られていない。
(写真提供:Getty Images)