71歳のジョニー・ミラーが解説引退 来年のフェニックスOPが最後
更新日:2018/10/16 19:10
掲載日:2018/10/16 19:09
1998年に世界ゴルフ殿堂入りを果たした71歳のジョニー・ミラー氏が解説業を引退すると発表した。
米NBCスポーツで1990年から解説を務めてきたが来年のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(1月31日〜2月3日/アリゾナ州/TPCスコッツデール)が最後の仕事となる。
「釣りを教えたり孫たちと一緒に過ごす時間が来たようだ。私の父が私にそうしてくれたようにね」
ミラーは1973年の全米オープン、1976年の全英オープンを制覇するなど米男子ツアー通算25勝。日本では1974年のダンロップフェニックス・オープンで優勝を果たした。
プロ転向前は1964年の全米アマチュア選手権優勝、19歳で出場した1966年の全米オープンでは8位タイとなりローアマを獲得。また、解説を始めたのがまだ現役バリバリの頃だったので1994年のAT&Tペブルビーチ・プロアマで優勝(当時46歳)している。
解説では全米オープン20回、ライダーカップ14回、ザ・プレジデンツカップ9回、全英オープン3回、2016年のリオデジャネイロ五輪などを担当。現地ファンとしてはミラーの声がもうテレビから聞こえてこないというのは寂しいだろう。
生まれも育ちもサンフランシスコ州のミラーは妻のリンダと今はユタ州に在住。ミラーは米男子ツアー開幕戦(カリフォルニア州/シルバラード・リゾート&スパC)のホストを務めている。
(写真提供:Getty Images)