インドのシャブハンカー・シャーマが2018年の欧州ツアー新人王に

　22歳のインドのシャブハンカー・シャーマが2018年の欧州ツアー新人王に輝いた。

　シャーマは、シーズン開幕戦のUBS香港オープン（2017年11月）で10位タイに入ると、2週間後のヨハネスブルグ・オープンでツアー初優勝を飾り、メイバンク選手権（2018年2月）も制覇。同年3月のWGC-メキシコ選手権では9位タイに入ったことが評価され、特別招待でマスターズ出場を決めた。

　WGC-メキシコ選手権ではシャーマはまだ無名だったため、フィル・ミケルソン（米）がメディアのスタッフだと勘違いし、挨拶をしに来たシャーマを追い払うという珍事が起きたが、もうそんな事は起きないくらいの選手へと成長した。

「（新人王は）1回だからとても嬉しい。素晴らしい選手たちがこの賞を貰ってきて、自分も貰えてハッピー。2勝してトップ10も数回あったから嬉しい」

　新人王の歴史を振り返ると、セルヒオ・ガルシア（スペイン）、ジョン・ラーム（スペイン）、ホセ・マリア・オラサバル（スペイン）、ブルックス・ケプカ（米）、マーティン・カイマー（独）、ポール・ケイシー（英）、イアン・ポルター（英）、ニック・ファルド（英）、トーマス・ビヨーン（デンマーク）、コリン・モンゴメリー（スコットランド）らと、豪華な選手たちが受賞している。シャーマの今後に期待だ。

（写真提供：Getty Images）