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日本初のPGAツアー公式戦「ZOZO CHAMPIONSHIP」 19年10月24日開幕

更新日:2019/08/28 08:38
日本初のPGAツアー公式戦「ZOZO CHAMPIONSHIP」 19年10月24日開幕
スポンサー契約とトーナメント開催することを発表した左から青木功、前澤友作、松山英樹、クリスチャン・ハーディ。

 

 ゴルフ界最高峰のツアー運営団体「PGAツアー」と株式会社「ZOZO」が20日、都内で会見を開き、スポンサー契約の締結と2019年10月24日〜27日に千葉県の習志野カントリークラブを舞台に「ZOZO CHAMPIONSHIP」を開催することを発表した。

 日本初のPGAフェデックス公式戦となる同大会は、国内史上最高額となる賞金総額975万ドル(約11億円)、優勝賞金175万ドル(約2億円)で、予選カットなし72ホールのストロークプレーで争われる。PGAツアーからFedExポイントランキング上位60人に加えて、日本ツアーから10人、スポンサー枠で8人(うち3人が日本人)の計78人の参戦が予定されている。

 会見にはPGAツアーのバイスプレジデントであるクリスチャン・ハーディ氏、主催スポンサーZOZO代表取締役社長の前澤友作氏、日本ゴルフツアー機構(JGTO)会長の青木功、米国を主戦場とする松山英樹が出席。

 ハーディ氏は「我々PGAは世界で有数のゴルフ大国である日本でフェデックスカップ公式戦が開催できることを大変うれしく思う。ZOZOTOWNのような革新的で前衛的な思考を持つパートナーを大変に光栄に思っている。この新たな試みでより一層ゴルフが世界中に浸透していくことを願っている」とコメント。

 今年のライダーカップにも現地に出向き、プレーヤーとしても良い時でハンディキャップ5の腕前を持つなど元々ゴルフ好きである事を明かした前澤社長は「PGAツアー日本初開催という奇跡的な出来事にとても感動している。今年度からプライベートブランドZOZOを立ち上げ、国内外で販売しており、これがゴルフに共通するところがあると感じた。新たな挑戦として全力でサポートしていくと共にファッショナブルかつテクノロジーをふんだんに使った世界的に見たことのない大会にしていきたい」と話した。

 青木会長は「日本でPGAツアーを見れることを夢見てきた。不可能だと思っていたことが実現して、もう少し若ければもう一度挑戦したかったので、半分悔しいですけど大変うれしく思っている。これからJGTO会長として世界で活躍するゴルファーを生み出せるようにより一層力を入れていきたい」と語った。

 そして、出場が期待される松山は「日本開催は前から聞いていてずっと待っていたので、来年の開幕が決まり嬉しく思う。PGAツアーでの出場資格を得て、日本の皆さんの前でしっかりプレーして優勝出来るように頑張っていく」と凱旋試合へ意気込みを見せた。

(写真提供:ゴルフネットワーク )

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