ジョン・ラーム ライダー杯でウッズに勝ち、ウッズの大会で優勝
更新日:2018/12/25 19:23
掲載日:2018/12/03 11:16
ジョン・ラーム(スペイン)が、後続に4打差をつける通算20アンダーで米男子ツアーの非公式競技 ヒーロー・ワールドチャレンジ(バハマ/アルバニー)を制した。憧れのタイガー・ウッズ(米)がホストを務める同大会での優勝はラームにとって「とても特別」なことだった。
9月「ライダーカップ」最終日のシングルス戦でラームはウッズと対決。ラームの1アップで迎えた17番で同選手がバーディを決めて、全身を使って喜びを大爆発させ、ウッズと握手をした時には目に涙を浮かべていた。
そして今回、ラームはウッズが主催する大会で勝利した。優勝インタビューで「タイガーとの日曜日(ライダーカップ最終日)は、ゴルフ人生で最も重要で感動的な瞬間だった。タイガーと戦うことはとても意味があったから、握手をしたら涙がでてきた」とラームは振り返り「数か月して、タイガーの主催する大会で優勝できたのはとても特別。タイガーがたくさん勝利してきたのを見て育ってきたから」と話した。
また、ウッズが米男子ツアー通算80勝目を挙げたプレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権前、ラームはウッズからパッティングのアドバイスをもらったようだ。
「隣でタイガーがパッティング練習をしていた。スペインはポアナ芝で、バミューダ芝があまり得意ではないから、アドバイスを求めた。そしたらウッズは笑いながら”そんなのフィーリングだよ。バミューダ芝が得意じゃないのに良いパフォーマンスをしてるじゃないか”とか、ジョークをいくつか飛ばしてくれた」と明かし「僕に対しても敬意を払ってくれる素晴らしい人」と最後にラームは語った。
(写真提供:Getty Images)