パトリック・リードは嫌われている? 実力は超一流だが…
更新日:2018/12/13 11:16
掲載日:2018/12/13 11:14
ケビン・キスナー(米)が「みんな嫌っている。彼のチームにいた全員がね」とパトリック・リード(米)の大学時代の評判を米ゴルフダイジェストに明かした。今年のマスターズを含む米男子ツアー通算6勝とリードの実力は超トップクラスだが、彼の性格はそうではないようだ。
キスナーはジョージア大学出身。リードも同大学に入学したが、素行不良でチームから外れオーガスタ州立大学へ転向した。キスナーが6歳年上なので被ってはいないが、2016年のザ・プレジデンツカップではチームメイトとして戦っている。
大学時代の話は尾ひれがつくが、確かに生意気と思われる発言はちょくちょくあった。2014年のWGC-キャデラック選手権でツアー通算3勝目を挙げた時には「実力的に世界トップ5に入る」と発言し批判を浴びた。24歳(最年少)でWGCシリーズを制したのは立派だったのだが生意気なイメージがついてしまった。
リードはタイガー・ウッズ(米)に憧れており、最終日にはウッズの勝負服を真似て赤いポロシャツと黒のパンツを着用してプレーしていたが、一部のファンからは中傷されたりと完全にヒール役。
しかし、そんなことを気にしないからリードは強い。大学時代もリードだけが上手すぎて周りから多少の妬みはあったことだろう。ゴルフは紳士のスポーツと言われるがリードみたいな選手もいなければ面白みがない。
(写真提供:Getty Images)