パットの名手と言えばダスティン・ジョンソン もう飛ぶだけじゃない
更新日:2018/12/15 15:44
掲載日:2018/12/15 11:00
ダスティン・ジョンソン(米)は「飛ばし屋」と呼ばれてきたが、ここ数年はパッティングを重点的に練習し、今では「飛ばし屋」かつ「パッティングの名手」と呼んでも問題ないだろう。
2018年シーズンは平均パット数1位(1.689:ストローク数/ホール)に輝いた。また、スコアへの貢献度を表すストローク・ゲインド・パッティングは30位(0.359)、ラウンドの平均パット数13位(28.30)、3パット回避率4位(1.58%)という成績を残した。
2017年シーズンと比べると、平均パット数24位(1.748)、ストローク・ゲインド・パッティング81位(0.100)、ラウンドの平均パット数84位(29.00)、3パット回避率46位(2.54%)と違いは歴然。
パッティングは水物と言われ、昨日と今日で違ったり、急に良くなったり悪くなったりと常に良い状態を保つのは試練の技だが、スタッツを見る限り、ジョンソンは相当な努力を重ね、パッティング部門ランキング上位に入ってきた。
ドライビングディスタンスは安定していて17年は平均315ヤード(2位)、18年は平均314ヤード(6位)を記録。2008年から年間1勝以上を挙げ続け、積み重ねた勝利数は「19」。あとはメジャータイトルが増えてくればというところだろう(2016年の全米オープンのみ)。
(写真提供:Getty Images)