反発力をルールぎりぎりまで最大化 テーラーメイドの「M5/M6」ドライバー
更新日:2019/01/11 19:12
掲載日:2019/01/11 19:11
11日、都内でテーラーメイドの新製品発表会が行われ、ヘッドの反発力をルールぎりぎりまで最大化する「スピードインジェクション」という新技術が搭載された「M5/M6」ドライバーが紹介された。
「ドライバーには初速の遅いもの、速いものがあり、運が良ければ初速の速いものを持っている方もいるでしょう。ダスティン・ジョンソン、タイガー・ウッズ、弊社の社長には反発係数の高いヘッドを提供しています」と上級副社長のブライアン・バゼル氏は話したが、どういうことか。
クラブには個体差がある。プロは何10本もテストし、反発係数の高いものを選択できるがアマチュアはそうもいかない。市場に出ている中でプロ仕様のヘッドを手にできる一般ゴルファーは「約3パーセント(バゼル氏)」らしい。
今回の「M5/M6」ドライバーは、一旦ルール適応外のヘッドを作ってからフェース下部の左右2か所に「スピードインジェクション」を注入し、ルール適応にするという手法で作られたので個体差が少なく、プロ並み(それ以上)のヘッド(高い反発係数)となっているようだ。
来月の発売が待ちきれないが、来年はいったいどんな新テクノロジーが開発され、クラブに搭載されるのだろうか。
(写真:ISM)