ファウラー、11番のトリプルボギーを乗り越えフェニックス・オープン初V
更新日:2019/02/04 10:41
掲載日:2019/02/04 10:40
リッキー・ファウラー(米)が米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(アリゾナ州/TPCスコッツデール)で優勝を果たしたが、苦しい最終ラウンドとなった。
4打差リードの単独首位から出たファウラーだったが、前半5番でダブルボギーを叩き2オーバーとスコアを落として後半へ。10番でバーディを奪うも、続く11番パー4では少し不可解なことが起きた。
3打目のアプローチが止まらずボールは奥の池へ。ドロップをしてからグリーンまで歩き、どんなショットを打とうか考えていたところ、ボールが傾斜で転がり再び池へ入ってしまった。競技委員と話し合ったがルール上1打罰で6オン。それでも約6メートルのパット沈めトリプルボギーとした。
続く12番をボギーと悪い流れは断ち切れないかと思われたが、15番、17番でバーディを奪い立て直し、通算17アンダーで優勝を果たした。
2016年大会ではプレーオフで松山英樹に敗れた。その時は、4ホール目の17番パー4でティーショットが飛び過ぎてしまい、グリーン奥の池へ入るなど悔しい思いをした。今回も試練があったがファウラーは乗り越え、嬉しいフェニックス・オープン初優勝となった。
(写真:Getty Images)