佐藤精一、小林法子、森口祐子、中嶋常幸がゴルフ殿堂入り

　22日、横浜パシフィコで開幕となったジャパンゴルフフェアで日本プロゴルフ殿堂の表彰式が行われた。レジェンド部門から佐藤精一氏と小林法子氏、プレーヤー部門から森口祐子氏と中嶋常幸氏が選ばれ、青木功氏と樋口久子氏がプレゼンターを務めた。
　
　ツアー通算11勝を挙げた現在86歳の佐藤氏は、「途中から青木やジャンボや余計なのが出てきて試合がやりづらくなった。それも僕が41歳になってから。5年若ければもう少し勝てた」と笑わせた。

　ツアー通算48勝の中嶋氏は、「いざ受けてみるとこんなに嬉しいものなんだと思った。良き先輩や競いあえる人がいた。青木さんや、ジャンボさんと競った日本オープンは忘れません」と振り返った。

　森口氏はツアー通算41勝のうち18勝が出産後に挙げたもの。「イライラして、幼い息子にあっちに行ってと思わず言った。でも息子は理解を示してくれた」と両立するのは並大抵のことではなかっただろう。また、ツアー通算9勝を挙げ、1976年に設置された競技運営委員会で初代委員長に就任した小林は、「自分には縁のない賞だと思っていたのでビックリしました」と語った。