マキロイが取材の時間を与えずSNSで謝罪 ウッズにベスト16で敗れる
WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー(現地時間30日/テキサス州/オースティンCC)の決勝トーナメント1回戦(ベスト16)でローリー・マキロイ(北アイルランド)はタイガー・ウッズ(米)に敗れた。
10ホールを終えてウッズの3アップとリードされていたが、マキロイは12番、13番と連続バーディを奪取。16番パー5では約400ヤード飛ばしオールスクエアにするチャンスが巡ってきた。が、しかし…。
ウッズはティーショットがバンカーに捕まり、第2打目は出すだけ。3オンとし約8mのバーディパットを残した。
マキロイの第2打目は残り約170ヤード。短いクラブでのコントロールショットを試みた。ピンポジションは右、また手前に2つのバンカーがあるためカットして打ったのだが、カットしすぎてしまった。まだバンカーに入れば良かったものの、運悪くバンカーの少し上のラフに。
スタンスを取るのも難しい中、放った第3打目はグリーンオーバー。アンプレアブルを宣言し元の場所から打つもボールは目の前のバンカーへ。チップインのボギーを狙うも決まらずコンシードし、ウッズの2アップ。続く17番を引き分けウッズの勝利となった。
このマッチの終わり方にマキロイは納得がいかず、取材に答えることなく会場を後にしたようだ。自身のインスタグラムにコメントを投稿している。
「今朝マッチの後に(取材の)時間を与えなかったことに対して謝りたい。終わり方に失望していた。耐えて粘り強くバックナインで奪い返していたが、16番でオールスクエアにするチャンスを無駄にした。無駄にはしたくなかったけど、そこから学んで前に進む。残りのマッチ、タイガーが頑張ってくれればと思う。15番、17番でしっかりパット沈めてきた。オーガスタで会おう」
ウッズは準々決勝でルーカス・ジェレガード(デンマーク)に敗れたが、ウッズ対マキロイは痺れるものがあった。
(写真:Getty Images)