ウッズ「明日もプレーしたかった」 1.5mのパットに泣き敗退
更新日:2019/03/31 19:27
掲載日:2019/03/31 18:30
世界選手権のWGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー(現地時間30日/テキサス州/オースティンCC)はベスト4まで出揃った。
タイガー・ウッズ(米)は決勝トーナメント1回戦でローリー・マキロイ(北アイルランド)に2&1で勝利。優勝候補を撃破した勢いそのままにルーカス・ジェレガード(デンマーク)との準々決勝に挑んだ。
1番でいきなり先行されたウッズだったが、すぐさま3番、4番、5番で連取。7番で獲り返されたが、1UPリードで前半を折り返した。後半に入っても接戦は続き、10番でジェレガードが獲れば、11番でウッズが奪い返すなど互いに譲らないまま終盤へ。
16番パー5ではジェレガードが2オンに成功すると9メートルのイーグルパットを沈めオールスクエアに。
17番を引き分けとし迎えた18番ミドル。ウッズは2打目をグリーン手前のバンカーに入れてしまいピンチとなったが、絶妙のリカバリーショットを披露し約1.5メートルにつけた。ジェレガードは2オン2パットのパーとしていたので、ウッズが沈めれば延長戦突入だったが、カップの縁に嫌われウッズは敗れた。
ラウンド後のインタビューで「明日もプレーしたかった。(最後は)予想していたよりも左に曲がった」と最終ホールでのパットを振り返り、「気温も低く、風が吹く厳しいコンディションの中で彼は上手くプレーしていた。特に上がり3ホールはかなり内容の濃いラウンドだった」とジェレガードを称えた。
(写真:Getty Images)