ウッズに賭けたのは39歳のデイトレーダー 1億円以上を獲得
更新日:2019/04/16 10:46
掲載日:2019/04/16 10:28
タイガー・ウッズ(米)のマスターズ優勝に8万5,000ドル(約950万円)を賭け、119万ドル(約1億3,000万円)を手にした男が明らかとなった。ニューヨークポスト紙が報じている。
その男はウィスコンシン州に住むジェームス・アドゥチ氏。39歳のデイトレーダーだ。同氏はマスターズ開幕前の火曜日にラスベガスのSLSラスベガスホテル&カジノに行き、ブックメーカーのウィリアムヒルで優勝オッズが15倍のウッズにベットした。
返済しなければならないローンが2万5,000ドル(住宅ローン、学生ローン、車のローン)ほどあったそうだが、8万5,000ドルを賭け勝負に出た。「負けてもいい額を全てかけた。ウッズの優勝は起こるべくして起こったと思う」。
アドゥチ氏はウッズの優勝を信じて疑わない82歳の父とマスターズを観戦した。「ゴルフは父と私にとって特別なもの」。大金を賭けることに反対していた妻も、「もうあなたを止めることはできない。ウッズが勝ってしまったから」と話しているという。また、1億円以上の大金でローンをほぼ返済し、「仕事は金融だから、投資に回して大きくする」とアドゥチ氏は考えている。
127万5,000ドル(約1億4,000万円)という払戻金はウィリアムヒルのゴルフでの史上最高額。同社のCEOであるジョー・アシェル氏は、「タイガーがトップになり、ウィスコンシン州出身の方が100万ドル以上を手にした。勝利したジェームスとタイガーにコングラチュレーションと伝えたい」とコメントしている。
(写真:Getty Images)