全米プロや周りの声に惑わされず 目前の一戦に集中するケプカ
更新日:2019/05/09 12:02
掲載日:2019/05/09 11:49
次週の全米プロゴルフ選手権で連覇のかかるブルックス・ケプカ(米)だが、彼の心はシーズン2番目のメジャーではなく目の前の一戦に向いている。
ほかの選手が全米プロに先んじてベスページ・ブラックに偵察旅行をする中で、ケプカは今週のAT&Tバイロン・ネルソンに照準を合わせつつ、彼自身の方法でメジャーに臨む。「リズムを築き、自分のゲームを見つめ、どのようにスコアを作るか考えたり、ゲームを管理するのが大好き。統計によれば今週は私にとって最高の週です」。
「来週のショットには照準を合わせていません。私はこのゴルフコースをプレーするためにここにいる。来週のために2、3度打っても私にとっては意味はありません。プレーの中でアジャストしていきたい」とあくまで目の前の一戦を見つめた。
ケプカといえばシーズン開幕前に10キロの減量を行って今季に臨んだことが話題となった。ゴルフチャンネルのアナリスト、ブランデル・ジャンブリーは「虚栄心ゆえの無謀な破壊工作」とタフネスに疑念を投げかけたが、マスターズでは初日に「66」を叩き出すとタイガー・ウッズ(米)に続く2位に入り、その疑問に結果で応えている。
(写真:Getty Images)