初Vの比嘉一貴「最後はカッコよく」 2R終了後には先輩・松山英樹からLINE
国内男子ツアーのRIZAP KBCオーガスタは1日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部(パー72)で最終ラウンドが行われ、24歳の比嘉一貴が大会レコードを4打塗り替える通算26アンダーでツアー初優勝を挙げた。
最終18番パー5は2オンに成功し、ウィニングパットは「外したらダメだなという気持ち。2オンしたので最後はカッコよく決めたいと思いました」とし、「17番でバーディを獲れたので、思ったより緊張することなく、いつも通り入ることができました」と18番での緊張はなかったようだ。
初優勝は「皆こんな気持ちなんだというのがやっと分かって、九州の強い先輩たち、(東北)福祉大の強い先輩たちも通ってきた道だと思うので、もっとついて行けるように頑張りたいです」。
「はるばる沖縄から応援に来てくれた家族のみんなだったり…」と涙を流しながら感謝の気持ちを伝え、「たくさん応援してくれている人がいるので、たくさんの人に報告したいと思います。開幕から大雨で、色々なことがあって、でもここまで素晴らしいセッティングをしてくれた方々、スポンサーの方々、皆さんにお礼を言いたいです」。
東北福祉大の先輩である松山英樹からは2日目終了後にLINEでメッセージが届いたようだ。「2日目に(コース記録タイの)63を出したあと、LINEが入りまして『ナイスプレー』という内容でしたが、『優勝しないとしらないぞ』というメッセージに聞こえて…。でもこうやって良い報告ができて、松山さんにも一緒に練習して頂ければと思います」。
最後に「伝統あるKBCオーガスタで名を歴代優勝者に連ねることが出来たので、これから先の試合も泥を塗るようなことなく複数回優勝を目指して、ZOZOチャンピオンシップを目指して、オリンピックを目指して頑張りたいです」と優勝インタビューを締めた。