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日産が開発した確実にカップインするボールを体験 運転支援システムを搭載

更新日:2019/09/06 18:05
日産が開発した確実にカップインするボールを体験 運転支援システムを搭載

 

my caddie 編集部です。

30日、日産自動車が開発した確実にカップインするゴルフボール「ProPILOT GOLF BALL(プロパイロット・ゴルフボール)」の体験をするため、神奈川県横浜市の日産グローバル本社に行ってきました。



会場には仮設グリーンがありカップまでは約10メートル。普通に狙うのであればほぼストレートラインですが、パターで日産ボールを打つとラインから大きく外れて行ってしまいます…。

しかし! そこから軌道修正し、ボールは「確実に」カップインします。一体どういう仕組みなのでしょうか。

担当者の方によると新型のスカイラインに搭載された「プロパイロット 2.0」という世界初の運転支援システムをボールに搭載したそうです。

このシステムはナビで目的地を設定し、3D高精度地図データ、カメラやレーダーによる周囲情報などをもとにルート上にある高速道路の出口まで走行を支援するというもの。

グリーン上で例えるならばスタート地点がファーストパット、高速道路の出口がカップですね。

畑岡奈紗
ボールを読み取るセンサー

グリーンの上にはセンサーが設置されていて、そのセンサーがボールを読み取り、位置を把握します。

そして、バックヤードのパソコンが最適なラインを計算し、ボールに指示を送り、ボールはカップまで自走するという仕組みです。つまり、センサーが読み取れる範囲であれば超ロングパットも決まるというわけです!


4歳の少年が超ロングパットを決める(動画:日産自動車)

また、この企画は「TECH for LIFE(テック・フォー・ライフ)」の第4弾。「車両技術で培った技術を、みんなの生活の中に」というコンセプトで、日産の技術を身近な物に搭載したらどうなるかという企画。

第1弾は自動で椅子が所定の位置に戻る「インテリジェント・パーキング・チェア(自動運転技術)」、第2弾は行列時に1席ずつ移動する煩わしさを解消した椅子「プロパイロット・チェア(同一車線自動運転技術)」、第3弾は座布団やスリッパが自動で片づく「プロパイロット・パーク旅館」。そして今回、第4弾として「プロパイロット・ゴルフボール」が開発されました。

このゴルフボールが販売されることはありませんが、非常に面白い企画だと思います。体験会は9月1日まで行われているので、足を運んでみては?

畑岡奈紗
大坂なおみ選手とAR記念撮影も出来ます
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