史上初の全米プロ&全米オープン連覇 ブルックス・ケプカを振り返り
更新日:2019/12/21 13:59
掲載日:2019/12/21 13:00
2018-19年シーズンもブルックス・ケプカ(米)は最強だった。
自身のシーズン初戦となった2018年10月のザ・CJカップ at ナイン・ブリッジスでいきなり優勝。年を明けても好調で3月のザ・ホンダ・クラシックと4月のマスターズで2位タイ、5月のAT&Tバイロン・ネルソンで単独4位に入った。
勢いそのままに全米プロゴルフ選手権を連覇し、同大会と全米オープンを連覇した史上初の選手に。ウィニングパットを決めたときは珍しく吠えてガッツポーズ。それだけ気合が入っていて、なおかつプレッシャーがかかっていたのだろう。
6月の全米オープンは単独2位と3連覇は逃したが、7月の全英オープンも4位タイとメジャー4大会すべてでトップ4に入り。世界ランキング1位の実力を遺憾なく発揮した。
さらに世界選手権シリーズのWGC-フェデックス・セントジュード招待で優勝、シーズン最終戦のツアー選手権では3位タイと、2018-19年シーズンは21試合に出場し、予選落ちは1度のみ。優勝が3回、2位が3回と抜群の成績を残した。
先日のザ・プレジデンツカップでは代表メンバーに選出されるも左膝の故障の影響で出場を辞退。怪我の状態が心配ではあるが、来年1月30日に開幕する欧州男子ツアーのサウジ・インターナショナル(サウジアラビア/ロイヤルグリーンズG&CC)での復帰が予定されている。